今年も目に青葉の季節がやってきた。
桜も終わり木々の緑がまぶしい、日に日に緑が増すころ・・・。
新芽にどこからかやってきたのか「アブラムシ」がべっとりとつく。。
特にケヤキ等は大樹のため害虫駆除もままならない分、泌物が空から霧の如く降り注ぐ近くで太陽に向かって空を見ると虹がかかって見えることもある。
車のフロントガラスなどにくっつくと、ついた部分が油を塗ったようにベタベタになる・・・。
特に白い車などは、たまったものではない。
他にも、アブラムシは「梅ノ木、ムクゲ、ジンチョウゲ」などの新芽にも付きやすい!!
なるべく早めに見つけてスミチオン、ディプテレックスなどの2,000倍液の散布で簡単に駆除できる。
また、アブラムシの分泌物は後に「すす病」の発生の原因にもなるのでその点も考えて対処したい。
そして、この時期、アブラムシ同様、駆除しておきたいのが「サンゴジュ葉ムシ」だ。
幼虫が新芽の先によく発生する。
幼虫は「ウジムシ」のようにうごめくのが特徴的だ。
この虫は、数週間で新芽を食いつくし、芽がやがてしおれてしまう。
5月中頃になると成虫化し、成虫化するとテントウムシを細くしてような虫が飛び回り、残った新芽ばかりでなく昨年からの古葉まで食い尽くす。
そのまま、ほうっておくと樹はからぼうずになり、枯死にいたってしまう。
その前に、4月中旬までに前記した薬剤の散布が効果的だ。
いずれにせよ・・・。
以前に発生した木には発生しやすい・・。
特に昨年被害にあった樹木は念入りに観察が必要だ。
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