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プロフィール

社長

Author:社長
弊社は前進は植木生産業として昭和43年創業いたしました。
その後植木類の卸業及び庭園工事業として事業を拡大してまいりました。昭和55年1月有限会社新倉造園を設立新たに工事業としてスタートいたしました。
この頃より官公庁工事を受注造園工事、土木工事と、その業績を附記してまいりました。
昭和59年に現在の株式会社新倉造園土木と組織変更し設立、市発注工事、県発注工事等を多数受注し、今日に至っております。これも偏に皆様の常日頃のご愛好の賜物と深く感謝致しております。今後一層地域社会の発展に貢献することを念願して、皆様の御用命にお応えする次第でございます。
尚一層のお引立てを賜りますようお願い申し上げます。


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卯の花。

卯の花が終わり。

雲天の空に合うのは、

「ナツツバキ、ヒメシャラ、アジサイ」などです。

この花たちは、それぞれ肥沃な半日陰を好みます。

その中でも、ご紹介したナツツバキ、ヒメシャラは実は1日花です。

朝に咲き夕には散ってしまいます・・・。

私は、「なんと清楚ではかない花なんだ。」とこの花々を見るたび考えてしまいます。

特にヒメシャラはナツツバキの花が7~8cmになるのに対して3cmほどの大きさしかないので見落としてしまいがちです。

そのきれいな姿を見逃すのは惜しい花です。注意しなくては!


だが、そんな小さな花のヒメシャラも実は葉を落すと幹は油で磨き上げたような光沢になるのです。

花のちょっとした変化ですが、見ていると生命力を感じますね。

そんなことを考えながら、梅雨空の下。

アジサイの花を見つけました。

「もうそんな時期か・・・。」

今年も半分が終わる月日の早さを感じました。





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ハナミズキ

渡来樹でこれほど日本人に親しまれている木もめずらしい。
樹形良し、花良し、そして秋の紅葉がすばらしい。
もっとも、日本人好みの木といっても過言ではない。
その昔、尾崎東京市長が北米にサクラの苗木を送り、そのサクラがポトマック川沿いに植えられ、今では見事なサクラ並木になっているのは有名な話だ。
大正4年その返礼として贈られたのが『ハナミズキ』だ。
当時、日比谷公園等に植えられ、その木に魅せられ、瞬く間に日本中に広まった。
この木の煎汁が犬の皮膚病に効くので欧米では『ドッグウッド』とも言われている。
元来白色が一般的だが今では赤やピンク・・。
蝶の形をしたものや葉が斑入りのものなどいろいろな種類が出回っている。
この花の面白いのは、花びらと思われているところが総包で、
花は、その中に10数個まとまっている。
和洋庭園にマッチするので個人の庭にも数多く植えられている。
その上、管理もあまり手がかからない。
しかし、葉はアメリカシロヒトリの大好物なので注意が必要だ。
主に、春先と秋口の2回葉の裏に蛾が卵を産むので見つけ次第
毛虫が散らばらないうちに、その部分をハサミで切り踏み潰す事が効果的だ。
又、うどん粉病になってしまった場合には『ダイセン』の1,000倍液が有効だ。

なつつばき

ナツツバキ(シャラ)
椿、サザンカ等がつばき科で常緑樹に対し「ナツツバキ」は落葉樹でも同種、幹はツバキ、いやサルスベリに近いといってもいい、別名サルナメとも言われている。夏に椿を思わせる花をつけるのでこの名がついたといわれている。関東地方では栃木県の山間部に多く自生する。花期は6、7月花の大きさが5センチほどで白色中心部は黄、清楚そのもので、なぜか守ってやりたい気になる、そんな品が漂う花だ、朝に咲き夕方は地面に落ち花の一生が終わる。この花を見ていると美人薄命という感がある。以前はごく限られた人が庭に植えていましたが、ここ二十年 松、マキ、ツゲなどに変わり庭木の主役になった。
同種に「ヒメシャラ」がある。こちらは箱根山系に多く自生している。幹は油を塗ったような光沢のある肌、花は前者に比べ小さく(お茶かエゴの花ぐらい)下向きに数多く咲くが「ナツツバキ」から比べるとやや見劣りがする。求める時は植場所によっては単幹もよいが、やはり3~5本立位の株立を勧めたい。いずれの樹も西日を嫌い地下水の高めの土地を好む、手入れは絡み枝を抜く程度であまり鋏をいれず自然形に仕立てるのがよい。

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